言葉の勉強

日本語の難しさ
ふだん使ったり、書いたりする日本語間違った使い方してしまうことがよくある。特に間違えやすいのが敬語の使い方だ。尊敬語と謙譲語の使い分け気をつけてないと間違える。たとえば只今会長の申されたことに賛成です。皆さんこの使い方正しいでしょうか。答えは×です。正しくはおっしゃるです。申すは謙譲語で自分がへりくだっていうときに使うもの。でもむずかしいなあ。10年以上前までは違和感がないと答えた人が半数以上いたそうだ。それ以外でも結婚式にはなむけの言葉をいただきますというのもおかしいと言葉のおじさん(NHK)で言っていた。これは変だと気がついた。そもそもはなむけとは馬の鼻を旅する方に向けて無事を祈ったのが語源という。既に平安時代紀貫之土佐日記にしるされていてかなり古くから使われた言葉のようだ。入学式とか結婚式にはふさわしくないという。これも違和感感じない人もかなりいるようだ。また地方によっては結婚式のお祝いにはなむけというところもあるという。また結婚式などは新たな出発の日ととらえれば使ってもいいのかもしれない。

春宵一刻値千金というがいまごろの宵が一番すばらしいのを表現する言葉、ところで宵のことを薄暮、黄昏(あれ何か自分に人生のこといわれているみたいだな)、灯ともし時、逢魔が時というそうだが、あと二つのことばは聞きなれないことばだった。一つのことでも色々な表現の仕方学ぶと文章力もつくんだろう。山笑うとはどういうことをいうのでしょう。今頃から山々に色々な花が咲き綺麗な様をいう。いいことばだ。花いかだは水面にうかぶ花の様子をいう美しい表現なのだ。

水俣病写真展
東京銀座で水俣病の写真展が開かれた。患者がでて50年。どんなに苦しんだか、この問題も風化させてはならないことだ。水銀による中毒、初め猫に異常が発見されやがて人にまで広がっていった。奇病といわれ、恐れられたという。チッソの工場からの廃液が原因とわかったのはしばらくたってからだった。こんな悲劇を繰り返してはいけない。公害を犯させないようにしっかり監視していくことだ。まだ苦しんでいる人がいること決して忘れてはいけない。5年の社会科で子どもたちは学習する。

高速船事故
種子島から鹿児島に向かっていた高速船がクジラらしきものに衝突して乗客91人が怪我をした事故、この種の事故では最大の被害になった。船でもシートベルト着用が義務付けされそうだ。今年になって5件目だという。特に対馬海峡が多い。

春山遭難事故多発
連日この事故が報ぜられている。今年は例年になく雪が多く雪崩が起こりやすいのがわかっていても登りたくなるのだろうか。慎重な上にも慎重な行動をとってほしい。雪崩はおきたら防ぎようはないのだから天気予報など気温の上昇したときは特に気をつけてほしい。残された家族のこと思うと胸が痛む。ヘリコプターなどの捜索費用もばかにならない。