思いがけない訃報

本未明、突然の電話に暁の夢を破られた。病院からの電話だとわかったとき、事態の急変を感じ取った。それは永く入院生活を送っていた次兄の急死をつげるものだった。誤飲性肺炎が死因だった。享年79歳、もうすぐ80歳になるところだった。飯能乗り継ぎで病院へ)早くから出かけ、葬儀社の人には前もって連絡して、遺体を搬送してもらい、喪主として葬儀の細かいところを相談して決める。故人の希望は前もって聞いていたのでその遺志を尊重してあげたい。ただ、お棺に入れる花だけは、奮発していっぱいいれてあげることにした。全身花だらけ。密葬は近親者のみで行うことにした。中央電信電話局《中電)に勤め、オペレターとしていい腕を持っていたのに、病に倒れ、ほとんどを病院生活を余儀なくされた薄幸の生涯だった。いまはただ冥福を祈りたい。明日は内輪のお別れの会、お骨は納骨までうちで安置させることにした。喪主というのは、大変なことだ。初めて経験させてもらったが、上の兄の時、喪主の後見役を勤めたことが役にたった。互助友の会の人たちがすごくよく対応してくれて、費用も格安《市価にくらべ)でこちらの希望通りやってくれた。今葬儀が問題になっているおり、良心的に対応してくれたこと感謝したい。これでとうとう、父、母、兄2人みんな逝ってしまった。上の兄88歳で12月1日、次兄79歳で12月2日、次は僕の番で来年の12月3日かな。あはは、まあこんなことにならないようにせいぜい養生していこう。
というわけで、不義理をしてしまいましたが、お許しを。明日は??。