パニック

実家から帰って、しばらくしたら、お琴の先生から電話があり、家内の具合が悪くなったと知らされ、びっくりした。症状から脳卒中に似ていたので、心配になり、息子たちの携帯に電話しても通じず、先生のところに電話しても全然通じないので、これはヤバイことになったとあわてたのだ。もしかして、救急車にでも乗せられたのかと思い、連絡を待って、練馬まで行く用意をしていた。1時間ぐらいして、元気を快復した家内から連絡がありほっとした。暑気あたりのようだ。まあこれぐらいでよかった。いつかはこういう時もくるから、あわてないように、最後のときは、どこに連絡するか、ノートにでも、書きとめておきたい。隣のご主人は大変几帳面な方で、亡くなったあとのこともきちんとされていて、未亡人になられた奥さんも楽されたと聞いた。今はそのおばあちゃんも89歳の生涯を終えられてしまった。葬儀のことも事前に決めておかないといざというときに困るんだな。空白の1時間は寿命の縮まる思いだった。こういう時って、男『僕だけかな)って役に立たないんだとよ〜くわかった。女性の平均寿命が長いのも理にかなっている。