戦争のドラマを見て

ti19352007-08-13

総員玉砕せよ
暑さも相変わらず、得に変ったこともない日でした。見るともなしにビデオ見ていたら水木しげるさんの鬼太郎の見た戦争 総員玉砕せよをみていました。フィクションなんですが、生々しくこういうことも実際起きたんだろうなと思っていました。全滅覚悟で非常な玉砕命令を出す参謀、上官に命令には絶対服従の軍隊で、むざむざ部下を死に追いやる無念を感じる指揮官の気持ちよくわかりました。銃剣掲げて突撃していった兵士の気持ちやりきれない思いです。そこでふと思ったのがインパール作戦で食料や弾薬の補給を絶たれて孤立した佐藤師団長が軍の命令に背き、部隊の撤退をして更迭されたことです。ここは白骨街道と呼ばれ日本将兵の遺骨が数多く残されたところです。誰が考えても無謀な戦い、上層部は安閑としているのに最前線の部隊は塗炭の苦しみ味わっていたのです。これはインパール死の行進としてあまりにも有名な悲劇でした。何万と言う兵士が餓死したりマラリアで死んでいったのです。佐藤師団長はこれ以上部下の犠牲には耐えられず軍命にそむいて撤退したのです。まだ周辺の森林には遺骨が散乱していることでしょう。
特攻もあたら若い優秀な青年の命を散らせました。出撃命令受けた退院の気持ちいかばかりのものがあったことでしょう。親のこと妻や子のこと、思いめぐらすこと多かったでしょう。知覧や鹿屋の特攻基地があったところには記念館があり遺書など展示されています。

迷い込んだイルカ助からず
新河岸川で泳いでいたイルカ、きょうは死体となって浮いていました。かわいそうに生活環境の違いから生きられなかったのでしょう。迷い込んでもまた海にもどれればたすかったかもしれません。新河岸川は柳瀬川の下流になるのでもしかして柳瀬川までさかのぼってきてくれたらなんて自分勝手な思いしていたのに死んでしまってはかわいそうな気がします。前のアザラシといいよく迷いこんできます。これも異変の現れなんでしょうか。

オレンジのハイビスカスまだ元気に咲いています。

うちの花ではないのですが涼しげな花をどうぞ